yume-hyper-min

コマンド1つで AI にプログラミングをさせる ・ インストールガイド

対象: Windows(macOS/Linux も同様)| 所要時間: 3分

1. なぜこれを入れる必要があるのか

AIにプログラミングをやらせる」ための道具です。順序立てて説明します。

まず知っておいてほしいこと

今どきの AI(ChatGPT など)は、チャットでの相談は得意ですが、実際に自分のパソコンの中のファイルを読んだり・作ったり・実行したりは勝手にはできません。AI とあなたのパソコンは、ふだんは「会話だけの別々の部屋」にいる状態です。

yume-hyper-min がやること

これを入れると、AI に次の4つの「手」が生えて、あなたのパソコンの中で本当に作業できるようになります:

  • read — あなたのファイルの中身を読む
  • write — ファイルを新しく作る
  • edit — 作ったファイルを書き直す
  • bash — コマンドを実行して動作確認する

つまり「プログラミングをする AI 担任の先生」を、あなたのパソコンの中に用意してあげるイメージです。あなたは指示を出すだけ。

⚠ このツールが必要な人 / そうでない人
・ 教材の通りに AI に実装させたい・課題を完成させたい人 → 必要
・ 「AI とただ話したいだけ」なら、今お使いの ChatGPT 等と変わらないので無理に不要です。
ただし、今後エンジニア/クリエイターを目指すなら、早いうちに「AI にファイルを触らせる」この道具に慣れておくと有利です。

2. 事前準備: Node.js を入れる(2分)

お使いのパソコンで、このソフトを動かす土台(Node.js)が入っていないか確認します。

① 確認 — スタートメニューで「cmd」と打ち、コマンドプロンプトを起動して下の文字を打ってEnter:

node -v

「v20〜v22 くらい」と表示されたら もう入っています(手順3へ)。「〜認識されていません」なら次へ。

② インストール — 下の公式サイトから、黄色いボタンの LTS 版をダウンロード → .msi をダブルクリック → Next を押し続けて完了。

https://nodejs.org/

③ 再確認 — コマンドプロンプトを閉じて開き直し、もう一度 node -v。表示されたらOK。

3. yume-hyper-min のインストール(2分)

  • 配られたフォルダ(yume-hyper-min)を分かりやすい場所に置く。例: C:\yume-hyper-min
  • フォルダの中の install.cmdダブルクリック
  • 黒いウィンドウで自動セットアップが進む。最後の「完了です」まで待つ。
  • コマンドプロンプトを新しく開き、次が打てることを確認:
  • yume-hyper-min --version → yume-hyper-min v1.3.0
  • 4. APIキーを登録(無料・約5分)

    AI に命令するための「通信カード」を無料で発行します。

  • ブラウザで https://openrouter.ai/keys を開く。
  • Google アカウントなどで無料会員登録。英語サイトですが簡単です。
  • 「Create Key」でキーを発行し、sk-or-v1-...コピー(他人に見せない)。
  • コマンドプロンプトで下記を実行:
  • yume-hyper-min --init
  • キーを貼り付け → Enter。「Web UI 検証も使う?」には y を。
  • ✓「保存しました」「キーは有効です」と出れば完了。
  • 5. 最初の動作テスト(1分)

    作業用フォルダを作って、その中で実行すると安全です。

    mkdir C:\yume-demo && cd C:\yume-demo
    yume-hyper-min "こんにちはと書いた hello.txt を作って"

    数秒待つと AI が hello.txt を作ってくれます。エクスプローラーで中身を見てみてください。

    💡 初回は「bash してよいか?」と聞かれることがあります(安全確認)。y で進めます。全部自動がいいなら --yes

    6. 使い方いろいろ

    やりたいことコマンド例
    新しいコードを作るyume-hyper-min "TODOアプリを1ファイルで作って"
    自動で最後まで(確認なし)yume-hyper-min --yes "全部おまかせで"
    前回の続きからyume-hyper-min --resume "直したので続き"
    安い・軽いモデルでyume-hyper-min --lite "低スペックで"
    モデルを選んでyume-hyper-min --model cohere/north-mini-code:free "レビュー"
    ヘルプを見るyume-hyper-min --help

    7. Web 画面のチェック(おまけ・すごい)

    HTML で画面を作ったとき、レイアウト崩れ(はみ出し・ボタンが見えない・小さすぎ等)を機械的に見つけます。軽いモデルでも正確です。

    node skills\ui-web\ui-graph.mjs scan index.html

    「異常 0」なら合格。「ERROR」があれば、どこが崩れてるかを日本語で教えてくれます。

    7.5 HTMLを安全に表示する(file://を使わない)

    HTMLやJavaScriptを確認するときは、ファイルをダブルクリックせず、同梱のローカルWebサーバーを使います。これでfetch・ES Modules・相対パスが本番に近いHTTP環境で動きます。

    cd C:\yume-demo
    node C:\yume-hyper-min\webserver.mjs

    表示された http://127.0.0.1:4173/ をChrome/Edgeで開いてください。終了は Ctrl+C です。このサーバーはこのPC(127.0.0.1)だけで待ち受けます。

    8. FAQ

    Q. お金はかかりますか?

    基本無料です。デフォルトの「openrouter/free」は無料モデル。環境によって有料のものもありますが、最初は無料のままで十分です。

    Q. Windows 以外(Mac)でも?

    動きます。フォルダ内の install.sh を使うだけです(本ガイドは Windows 用に書きました)。

    Q. ネット接続が必要?

    AI と話すときはネットが必要です(インターネット経由で AI に接続)。オフラインでは使えません。

    Q. 「OPENROUTER_API_KEY が未設定」と出る

    キーがまだ登録されていない、または --init が前に失敗しています。「4. API キー登録」をもう一度やって、正しいキーを貼ってください。

    Q. 「◯◯ が見つからない」(playwright 等)のエラー

    Web 画面チェック(7章)を使うときだけ。本体のプログラムには影響しません。直したいなら cd skills\ui-web && npm install

    Q. 質のいいコードを書かせたい。モデル選びは?

    デフォルトのままで OK。このハーネスは「軽いモデルでも動く」よう作ってあります。何より「指示を明確に」することの方が大事です。

    Q. 自分の作品を提出したい

    このツールは学習用です。作ったコードや、うまくいったコマンドと、自分で「ここでどう考えたか」の説明を添えると最高の提出物になります。